PEAVIS、CHAI、どんぐりず、Frascoをそれぞれに迎えて連続配信リリースされたコラボシングルを経ていよいよ。ヘルシンキ・ラムダ・クラブの６曲入りミニアルバムが発売となりました。フィジカルとしてはセカンドアルバム以来のタイトル。

多彩なサウンドと多様なアプローチを駆使しながらオリジナルスタイルを確立。音源リリースのたびにハッとするような嬉しいサプライズを見せて／聴かせてくれる彼らですが、今回も例に漏れず。ヒップホップ、ポストパンク、ファンク...などの要素をミックスした独創的な音楽性はさらに前のめりの状態でアップデートされています。こうでなければ...という枠のない変幻自在のロック。そこからバンドが今のすべてを全開放している感じが伝わってくるし、どこへだって行けるんだよ、行っていいんだよ、ああ自由っていいなーなんてことも感じさせる音楽です。右へ曲がっても左へ曲がっても行き止まり....みたいな感覚がますます強まるこの世の中、生きていく中でちょっとお守りで持っておきたい歌もここにはある。歌詞を含めた音楽の中に無数のドアノブがあるから、あれ？と感じたら開けたり閉じたりして感じてみて。めちゃめちゃとんがっていて、刺激的でありながら、優しさと愛に溢れています。

あと、こちらの作品はフォーマットはCDなのだけど、7インチジャケ仕様です。ビックリしたー！　ステキ。

【Track List】
01.I'm as real as a donut
02.Khaosan
03.真っ暗なドーナッツ
04.Village Satomi
05.Mystery Train (feat. Wez Atlas)
06.夢で逢えたら

Label Hamsterdam Records / UK.PROJECT
Release 2022/07/13
format CD
※7inchスリーブジャケット仕様







（2022/07/12 update）