【book】KIM GORDON / キム・ゴードン『 GIRL IN A BAND』
DU BOOKS - 9784907583484

2,750円(税250円)

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約30年の結婚生活を経ての突然の離婚、そしてバンドの解散──
多くのソニック・ユース・ファンを悲しませた
2011年のこの一連の出来事の、真実がいま、語られる。
キム・ゴードンとサーストン・ムーア、そしてバンドになにが起きたのか。
キム・ゴードン本人がざっくばらんに語る、過去と未来、そしていま。


太陽がさんさんと降りそそぐカリフォルニアで、心を病んだ兄のために、
家族が元気をなくしていく中、育った子ども時代。
高校卒業後にキムが向かった、NYダウンタウンのアート/ミュージック・シーン。
ニルヴァーナのようなバンドに道を切り拓き、ライオット・ガールズ世代に
インスピレーションを与えた、ソニック・ユースというバンドのこと。
ソウル・メイトと信じていた夫の裏切り。

ニューヨーク・タイムズ紙、英ガーディアン紙、ヴォーグ誌、ピッチフォークなどで大絶賛。ストランド・ブック・ストア、セント・マークス、バーンズ・アンド・ノーブルなど米有名書店で軒並み完売!

「キムがずっとかっこいいままなのは実際にかっこいいからで、この本に載っているようなあまりかっこよくない瞬間(めったにないけど)にだって、やっぱりかっこいいのだ」クエストラヴ(ザ・ルーツ)──ニューヨーク・タイムズ紙サンデーブックレビュー

「本書は、アメリカのポップ・カルチャーにおけるいくつかの重要な瞬間を駆け抜けている──60年代後半の南カリフォルニアの憂鬱、80年代のNYマンハッタンのダウンタウンに栄えたアート・シーン、90年代のグランジ・ロック。
ゴードンは自身の半生を振り返り、これまでに成し遂げてきたことの数々を祝福するのと同時に、自らの失敗を自己分析しようと試みている」──英ガーディアン紙

●本書のおもな内容
ソニック・ユース、ラストステージ
NYロチェスターからカリフォルニアへ
父と母とその仲間、夏の想い出
1960年代のロサンゼルス~ヒップスター、ビートニク
アカデミックな家族
兄・ケラーの心の病
ハワイ、そして香港で育ったローティーン時代
ゆっくりと壊れていくケラー
高校時代、仲良くした男の子たち
「アーティストになりたい」
アートカレッジへ
NYダウンタウンのアート・音楽シーン
~シンディ・シャーマン、ウォーホール、バスキア、リチャード・プリンス、
デヴィッド・サーレ、ジョニー・サンダース、CBGB、ティア3、セオレティカル・ガールズ、ノーウェイヴ、マッド・クラブ、DNA
アートとしてのバンド活動
サーストンとの出会い
ソニック・ユース誕生
アルバム解説
『コンフュージョン・イズ・セックス』「シェイキング・ヘル」
『バッド・ムーン・ライジング』「デス・ヴァレー‘69」
『Evol』「シャドウ・オブ・ア・ダウト」
『シスター』「スキゾフレニア」
チコーネ・ユース「アディクテッド・トゥ・ラヴ」
『デイドリーム・ネイション』「ザ・スプロール」
『Goo』「チュニック(ソング・フォー・カレン)」および「クール・シング」
『ダーティ』「スイムスーツ・イシュー」
『ウォッシング・マシーン』「リトル・トラブル・ガール」
ニール・ヤングとのツアー
チャック・Dのアルバム参加
ニルヴァーナ、カート・コバーンのこと
ホール、1stアルバムのプロデュース
X-girlの立ち上げ、日本でのファッション・ショウ
~ビースティ・ボーイズ、ソフィア・コッポラ、クロエ・セヴィニー、リタ・アッカーマン
愛娘ココ・ヘイリー・ゴードン・ムーアの誕生
フリー・キトゥン結成
ガス・ヴァン・サントの『ラスト・デイズ』出演
マサチューセッツ州ノーサンプトンへの引っ越し
ココのバンド活動
『ムーレイ・ストリート』以降のサーストンとの不協和音
サーストンとの破局
ボディ/ヘッド結成
NYでのアート活動
ニルヴァーナ、ロックンロール・ホール・オブ・フェイム授賞ステージへの出演

A5変型 / 288ページ / 並製
(2015/06/24update)